学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

型枠稟議

今日は、ある新製品の型枠(コンクリートを流し込んで、固めるための鋼製の枠)を作る稟議を作成。
基本的には、型枠を作ってよいかという稟議(提案書みたいなもの)は、営業が作ります。
今の時期、営業がもっている予算は、たいがい無くなっていること、そして稟議審査も厳しくなっていることから、
私の方で稟議を挙げてあげると、営業さんに喜ばれます。
なので、こちらで稟議を起こすことにしました。

最近は、なるべく兼用(使いまわし)できるような型枠にしておくことが多いです。
というのも、公共工事予算が減っていることから、設計コンサルの方でも、基準品ではなく、なるべく必要最小限の寸法で設計されることが多いからです。
しかも、5cmしか変わらないのに・・・
ここら辺が、工事を安く上げられない原因の一つにあると思います。
ちなみに、5年ほど前に開発した商品は、こういう工夫を勝手に入れておいたので、自在性があり、ヒットしたものもあるんです。(エヘン!)

話は戻り、製品の型枠稟議を挙げる際には、だいたい、この型枠で何回打設するとペイできます。
という話を盛り込みます。
しかーし、わが業界には、マーケティング部門が存在していない(多分・・・)ので、この想定も私が行ってしまっています。
だいたい、5回に1回当たればいい方です。
市場予測をして、型枠作って・・・なんてスピード感で仕事していたら、仕事にならないし、新製品など売っていけません。
これでも、ウチは慎重な方。
強気なメーカーは、売る前から型枠を準備しています。
弱気なメーカーは、売れると決まってから準備をします。
どっちが良いのかわかりませんが、営業さんの話では、型枠がないと営業できない。という方が多いです。

そうですよね!
だって
仕事もらえそうです。
でも型枠がないので当分作れません。
じゃ売れませんよね

私の会社は、どっちかって?決まっています。後者・・・
新製品を売ることを重点項目に挙げていますが、会社の意向として示すのであれば、
型枠先行投資を行うことで、新製品を販促するんだという会社の意欲を社内職員に示す方法もあると思います。