学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

衆議院選挙の結果と台風11号 (クロヴァン)を見て

■衆議院選挙の結果と台風11号 (クロヴァン)を見て
先日の衆議院議員選挙の結果速報を見つつ
コンクリート製品業界について考察していました

予想以上に民主党が優勢になったわけですが
これから税金のムダ使いを削減という理由で公共事業が減少していくのは、目に見えています

で、本当に公共事業はムダなのかと考えていたわけですが
先日、ここで書いたように公共事業は、世界的に経済の勝負をするうえでの基盤整備という側面を持ち合わせています
ココに行ける道路があれば、モノの流れが変わるとか
ここまでいくのに3時間のところが1時間で行ければ・・・
という概念ですね

そして、もうひとつ
今日の台風11号 (クロヴァン)の状況を肌で感じたこともありますが
住民の安全確保
という側面もあるわけです

道路を作るのが、無駄なのかは、大変難しい問題だと思います
道路ができたら、たった一人でも便利になったという人はいるわけで、
でも、それが何人ならいいのか また、渋滞がなくなって何人が便利になればいいのか
という線引きは、数字では表せない領域になってくると考えます

というのも、経済は、ネット社会の進化によりボーダーレスになっているからです
北海道にいる人しか買えなかったものが、東京の人でも手軽に買える時代
ですから、余計に、道路を作ることに対する評価は難しい面があると思います

そして、よく問題になるハコもの
わたしもハコものに関しては、無駄が多いと思っていました
が。昨今の土木事業悪説からすると、土木事業を理解してもらうことを目的としたハコものも、一定の理解が必要かと思います。(もちろん他によい方法があるのなら、別ですが)

すでに土木事業はピーク時の半分になっているんです
さらに削減していくと
確実に、住民の安全確保に支障をきたしていくと考えます。

まあ、いろいろ考えた結果
どちらかというと公共事業でも住民の安全確保が優先であるのは、いうまでもありません
そういった観点からすると
これからの土木事業にとって必要なのは
雨水対策と耐震対策だと思います。

なので、そういったニーズに必要な製品開発がこれから必要だと考えました