学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

ワールドカップを控えた日韓戦とメッシの好不調

今日、ワールドカップサッカーの壮行試合である日韓戦が行われましたね
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100524-00000606-san-socc

結果は、残念なものになりました。
テレビでの解説者をはじめ、みな一応にゴールへの気迫が見えないだとか、
前を向かなきゃとか、いろんな指摘が出ていました。

これを見ているにつけ、先日放映されていたアルゼンチン代表の、今や世界一のプレイヤーと呼ばれるほどの実力を持つメッシの不振時の回顧が思い出されました。

今日の日韓戦で、中村俊輔選手や本田圭佑選手がほとんどファンが望むプレーを見られなかったのは、
本来彼らがボールをもらうべきポジションでボールを受けていなかったことにある気がします。
これは、他の選手も一応に言えることなのではないでしょうか。

あのメッシでさえ、アルゼンチン代表におけるプレーに精彩が欠けていた(欠けるように見える?)のは、もらうべきポジションでボールをもらっていなかったことが大きな原因のひとつであるとのことでした。
メッシは、相手ゴールとハーフウェーラインの真ん中あたりでボールを受け取って、あの高速変幻自在のドリブルで切り裂き、フィニッシュまで持っていくというのが最大限特徴を発揮できるパターンで、変幻自在のドリブルといえど、ハーフウェーより手前でボールを受けていては、相手もファール覚悟のプレッシャーを与えてきて思うようなプレーができないのだそうです。

これを今日の日本代表に置き換えると、
結局は中村俊輔選手も本田圭佑選手も自分のパターンを活かせる場所でボールを受け取ることが出来なかった。
ということは、思うようなプレーをさせなかった韓国側の勝ちと言えるのではないかと思います。
決して、
ゴールへの気迫が見えないだとかではないと思います。
だって、こんな暑い中、たくさんのファンが声援を送っている中でがんばらないわけがないと思います。
解説の方もヒートアップして触れていなかったのですが、きっと韓国側の詳細な調査と戦略があったのではないかと思います。韓国は日韓戦をただの壮行試合とは捉えていなかったのではないでしょうか。
壮行試合ではなく、あくまで日本に勝つために準備してきた韓国の勝ちではなかったかと。

でも、負けたのは事実ですし、
こういった局面でも、いかにキープレイヤーの能力が活かせるボールの持ち方をチームとしてさせて上げられるようにプレーするかというところが、足りなかったのではないかと思います。

今日の日韓戦の日本の敗北は、アルゼンチン代表にもいえることになるのではないかと思います。
個人的には、メッシの鮮やかなドリブルをたくさん見たいので、アルゼンチンも日本同様、キープレイヤーの活かせるようなポジションでいかにたくさんボールを渡すかを工夫してくれたらなと思います。