学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

建設業の3つの爆弾

週間ダイヤモンドに掲載されていた記事です

公共事業低迷
モラトリアム(中小企業の資金繰り支援)が終了する
経営事項審査が改正され、再生企業に対し厳しい内容となる

といった爆弾があるようです。

雑誌に掲載されていた会社の余命
純資産額÷営業損失=平均余命
という式があるそうですが、すでにゼネコンは骨と皮なので、この式があてはまるかどうか、わかりかねます。

公共事業低迷について、もう少し深く掘り下げます。
2011年度は概算要求が11%増加するので来年度は多少増加傾向とのことです。
しかし、それは救済措置程度のもので、それ以降は期待薄となるのでしょう。
来年度の特色として、国の発注分は増減なしなので、地方自治体の工事が増える点にあります。

別項目で、土木業界の将来的な不安点として、人材難が挙げられていました。
この点は、私も危惧しています。
25年後には、44%減という予測が出ていました。きっと、辞めていって、入ってこないという状況になるんだと思います。

なぜ入ってこないのかといった点で、根拠となる数値が現れています。
離職率が建設業24.9% 製造業16.6%
平均年収が建設業401万 製造業445万
平均労働時間 建設業2056時間 製造業1871時間
死亡災害発生率 34.5% 製造業17.3%

と、悪い点が多すぎるからです。

でも私はそれを逆手にとって、製造業よりよい点を自社の特色としてPRすればいいってことじゃないかと考えます。
たとえば、給料は安いけど、転勤はないし、労働時間も短いとかね。
公共事業に携わりたい人のなかに、きっとマッチする人がいるはずです。

こんな暗い話題ばかりですが、前向きに行かなくてはなりません。
生き残るには、当然、「変わらなければなりません」
多角化
マーケティング発想(脱請負)
海外進出
などが土木業界にいながら生き残るキーワード
としてあるようです。

私も、そのあたりを考えています。