学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

霞ヶ浦のアサザプロジェクトに土木の在り方を学びイブスタで学んだプロフィールの威力を再認識した

製品開発をしていると、いろんな回覧に目を通ています。
そんななかから、いろんなことを学ぶこと・感じることができます。

土木学会紙に掲載されている記事なのですが
霞ヶ浦は、アサザという美しい花の「物語」を基軸に浄化されようとしているんです!
ぜひそのプロジェクトを見ていただきたいです。
アサザプロジェクト 

以下は、引用となります。
それまで霞ヶ浦のシンボルはアオコで水質改善のためにはそれを減らす必要があるという「問題解決型のアプローチ」が取られていました。
一方
霞ヶ浦には、息をのむほど美しいアサザの花畑が広がっており、この美しく人を引き付ける湖の後継から残されている湖の固有の美や価値といったものを探り出し、掘り起こしていく「価値創造型のアプローチ」への転換が真の問題解決につながると思った。
★「価値創造型」といった発想は、新鮮だ!

本来、人は新しいものを作りたいし、そこに喜びを見出すのではないでしょうか。

ゴミを拾ってくださいとか、水の汚れを調べるというのは「現状維持の発想」です。「未来が描けません」
それに対し
アサザを一人ひとりが1株・2株植えるということからスタートしてもそれが何万人ものネットワークになれば、湖全体を覆うことができます。
霞ヶ浦の眠いっている潜在的な可能性へ人々の目を向けさせ、スイッチを入れることができたと考えています。
これこそ「物語が持てる力」なのです。
物語とは、未来につなげるビジョンです。
★すばらしい文章であり、発想だ。

物語が持てる力。なかなかイブスタで学んだプロフィールにうまく物語を入れ込むことができていないが、
いつの日か、できるようになる必要があると感じました。

土木技術者としては「社会デザイン力」を身につけ、個々の土木技術の中に浸透させていってほしいところです。
それが、土木事業が国民的な支持を得ていく力になると思います。
★これは、私自身、心に留めておきたい言葉。さらに部下にも伝えたい言葉でした。

革新的なアイデアや発想は、ある一人の人間を通して産まれてくるもので、それが創発です。
みんなの意見をまとめて平均化するということからは大胆な発想は実現できません。

いろんな宝の言葉がちりばめられていた良い回覧物でした。