成績が良いけど悩んでいる営業の後輩に送った言葉

今日は趣向がいつもと異なります。

成績の良い営業マンの後輩が、
「いくら売っても目標をあげられるだけで、さっぱり給料は上がらない。今年は3億以上を求められる始末なんですよ。
なのに、1億程度の売り上げで自分よりもらっている人っていっぱいいるんですよね。
もう嫌になっちゃいますよ。どうしていいかわからなくなっちゃいました。」
と悩んでいる声を聞いて、
コンクリート製品の技術屋が、アドバイスしてみた内容を公開しちゃいます。
もし、同じように悩んでいる方がいて、参考になったら幸いです。

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○○君。

お疲れ
さきほどの声を受けて、いろいろ考えてみましたので
時間があるときに読んでください。

俺は、2億やっても3億やっても給料が変わらないなら、堂々と1年に2億（2.5億くらい？）しか、やらないと意思表示してもいいなじゃないかと思っている。
1億程度で自分よりよい給料をもらっている人がいることでストレスを抱えるなら、なおさら。
でも、サラリーマンだから意思表示をするんじゃなく、じわりと成果をセーブするほうがベターだけどね。
俺は、実際に成果の比較表まで出して抗議しちゃったこともあるけどね。まあ、それはやりすぎでしょう。やめておきな。

でも、売り上げが減った分、どうしたって怒られるかもしれないけれど、
そこはサラリーマン。聞き流す術を身につけるのも大切なスキルの一つだと思う。
（死ぬほど出世にこだわりがあるのなら、3億やるしかないだろうけどね）

給料も少し減るかもしれないよね。
なら、その分、早く帰って、何か違う活動をするとか、もしくは家族との時間を大切にするとか、
違う方向にシフトしたらどうだろう。

そうだな。収入がどうしても最大のネックなら、俺みたいにパソコン好きじゃないだろうから、
○○君の特性を活かし、営業代行をするってのはどうだろう（もちろん歩合制でね）
同じ営業先で、売った分をもらうんだ。
そうしたら仕事しながらも成果を出せそうだしね。
この方法を実行するには、信頼関係ある仕入元と、売り先であるお客が必要だよね。
売り先については、○○君には、きっと着いたお客がいるだろうし、仕入元もきっと○○君の営業スキルなら確保できるんじゃないだろうか。

実際、俺にもいるよ。
プログラム売っている人とかね。
それは外注先を大切にしているからこそ、できる事だけどね。
（携帯にメールするだけで、お客に販促メールを飛ばせる八百屋さんに売れそうなツールなんだけど、
今度、紹介しよう）

グチを言っているだけじゃ、何も変わらないから、
何か実行するしかないと思う。
けど、こういった活動って、自分に完全に跳ね返ってくるから、やりがいあるよ。

この手の話って、サラリーマンのほとんどが思っていることだと思う。
けど、実際にこういった行動をしていい権利があるのは、
しっかり実績を残している○○君のように限られた人（自社だと2割くらいかな）だと思う。

仕事で得たスキルを会社だけに使うのって、もったいないもんね
実績を残しただけ、会社が返してくれるエクセレントな会社なら、そんなことする必要ないんだけどね。

そうそう、あと、やはり自社を辞めるのはリスキーだと思う。
これだけ会社からの信頼を得るのは、相当かかるから。次の会社に行ったとして信頼を得るのは、とても大変だよ。
○○君は、自社の営業のなかで指折りに数えられているのは間違いないからね。
自社が本当にヤバくなってからでもいいんじゃないかと思う。

じゃ、また今度会ったときに、空けた時間の活用方法について詳しく話そうかね
東京に来てもらう機会を考えておくよ

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おわり。

営業の後輩の気持ちが少しでも和らいだらいいなー