学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

宝のありかを無償で知る方法があることに気づいてしまいました

工学的に特許を発明する方法があったのを今日知った。TRIZという発明的問題解決理論がそれである。
旧ソ連のゲンリック・アルトシュラーという方が
特許審議官になったことをきっかけに、10万単位の特許事例を分析し、
個々の発明の根底に潜む法則性を理論化したものです。
【しかし、皆様に伝えたいのは、ここから。】

TRIZの特集記事を読み続け、とある文章に目が入りました。
「特許発明が、無償で競合他社に宝のありかを教え、かつ真似するように誘っているからである。」

どういうことか?

日本国内の特許は、
特許電子図書館にて、ほぼ全て閲覧が可能です。
しかも、無償!
しかも、ネットがつながれば、どこでも!

その特許電子図書館に入り、
http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl
様々な企業の特許を見る。
あるいは、
特定のキーワードについての特許を検索して見る。
(公報テキスト検索というものを利用いただきたい)

特許公文のどこを見るか?
それは
【発明が解決しようとする課題】

ここには
今、どんな技術的課題があるのか?
今、どんな問題があるのか?
特許を出願した企業が、これから攻めようとしている分野
が示されている。

ここを読んで、
出願されている特許の内容に抵触しない方法で
独自解決手段を考え出せばよい。

しかも、
うれしいことに
特許公開には時間がかかり、
売れにくい初期の段階で、
この発明を出した企業が
苦しんで販路開拓してくれる
わけです。

そして、
販路開拓してくれたタイミングで
さらに、
優れた商品を提供するのである。

かなり成功確率は上がると思われます。


ここまでだと、
「私、特許とか関係ないから。。。」
って言われそうですが、
実は、特許とか関係ない方にも有益な情報なんです。

【知ってました?特許って技術だけじゃなく、ビジネスモデル特許というものがあることを】

先の公報テキスト検索で
(要約+請求の範囲)というところで「ビジネスモデル」って
入れてみてください。
うわーいろんなビジネスモデルが!
たとえば、カップル成立判定システムとか。(笑)

かなりビジネスの成功確率は上がると思われません?


たまには、
新製品の開発者っぽいことを
お伝えしないと、
吉岡が何者かわからなくなっちゃいますからね。

新製品開発をしている私ならではの
お話しでした。


ただ、この話は、
いわゆる、2番煎じ
ってやつですね


いい方法ではありますが、
よく考えるとちょっと格好悪いかな?
どう思います?