学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

面白い企業って山ほどある! 建築建材展に行って面白かった企業

建築建材展に行ってきたのですが、

まあ、面白いモノ作っている会社って、山ほどあるなー

って思った次第です。

覚えておきたい企業・商品・サービスを書き残します。

 

・ウッド建材株式会社「BD HANDY STONE」

天然石を剥ぎ、建材シート化してしまう。

http://www.mts-kk.co.jp/products/07.html

(サイトは、別の会社ですが)

 

天然石を剥ぐのは、ドイツの特許技術。

剥ぐことができるのは、堆積岩のみですが、結構、様々なデザインがありました。

 

単純に、石を剥ぐ。ということ自体、不思議だったので、

聞いてみると、

厳密には、石の粒子がシートにくっつくのだそうです。

 

シート化できるので、曲げることもできるので、

柱に石のディティールを出すこともできます。

10,800円/m2

 

・株式会社インターコスモス「インティキュラー2D3D]

ラミネート屋のようですが、

展示していた看板が面白い。

(上記会社のサイトには、紹介しておらず、残念)

 

目の錯覚を利用し、3Dに見えるんです。

インティキュラー効果というらしく、

仕組みは、画像をレイヤー分けし、何枚も重ねることで3Dに見えるんです。

 

仕組みとしては単純ですが、

薄いシートに印刷できるかどうか?

それを、看板化できるか?がポイントでしょうね。

 

約50cm×150cmで40万円

 

 

・東京ステンレス研磨興業 「EGR(ステンレス鋼研磨技術)」

★これが今回見に行った中でNo1です。

 

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この無機質なマテリアルなのに、惹きつける幾何学模様。。。

ちょっと、以下のサイトを見てみてください。

http://art-stainlesssteel.com/products/

 

どうです?

私、これらの実物を見たのですが、

『圧巻』でした。

 

あまりにも美しすぎて、説明員に聞いちゃいました。

「どうやって、作っているのか?」

 

この芸術品は、ステンレスを研磨して作っているそうです。

完成形をイメージし、研磨方向・研磨の細かさなどを計算し、

マスキングテープを貼り、各部分を研磨していくことで、

仕上げていくそうです。

 

これができる匠は、北海道に1人だけ!!

そりゃ、そうですよね(笑)

 

東京ステンレス研磨興業は、

60年。ステンレス研磨一筋。

その技術を、こうしたデザイン性ある商品を生み出したチャレンジに拍手したい。

私もやりたいと思っている方向性だ。

いい会社じゃないだろうか?

 

・セントラル建設 「建設と介護の復業化」

介護を切り口にリフォーム業を劇的に伸ばす。

という素晴らしい戦略に拍手。

http://www.central1961.com/

 

パンフレットをいただいたのですが、

「ここまで、載せちゃっていいの?」ってくらい

ビジネスのポイントを示している。

これは、志が高い証拠ですね。

真似できるなら、やってみな?志高くないとできないよ?

と言っているようです。

 

建設業+異業種

というキーワードは、いつもテーマとして持っているので、

食いついちゃいました。

 

福祉も絶対これから必要な業界ですが、

ストレート勝負ではなく、こうした変化球を持った企業だけが成功しますね。

 

・株式会社 木の繊維「ウッドファイバー」

間伐材を断熱材に加工した商品を販売。

http://www.kinoseni.com/

 

社名からして、ビジネスを知ってるな?

って感じます。

 

従来技術のグラスウールより

どうしても高価になってしまうでしょうが、

「間伐材対策」にもなる環境配慮型商品が普及してくれたらいいなって思います。

 

・FLトクヤマ 「フレスコジグレー」

漆喰を薄層化成型し、印刷物に利用することで、

印刷物に、自然な奥行き感が出るんです。

http://www.fresco-g.com/

 

この技術って、ルネッサンス時代にすでにあった技法のようです。

昔の美術に用いられている技術って、凄いですね。

 

この会社。

親会社はコンクリート事業もやっているトクヤマ。

ってところが、悔しいですね。

 

・田中木材工業 「TWINK Dot Type2」

木材から、光のサインが浮き出てくる。木製ディスプレイ

なんとも不思議で「感」しちゃう製品。

http://www.tecmo-web.jp/item/index.html

 

面白い商品を作りますね。

どうして、これができたのか?聞いちゃいましたよ。

薄い木材を作る加工技術がツボです。

 

あとは、木の内側にサインを発するLEDを仕込むだけです。

 

・エアウォーターマッハ 「清潔ラボ」

清潔ラボは、嘔吐物の処理キットなのですが、

この建築建材展になぜ展示したの?ってくらい

周りのブースと逆を行く商品を展示していることに驚きました。

 

おう吐処理って、ノロウイルスが報道されるようになって

必要とされてきた商品ですよね。

 

私たちが子供のころなんて、雑巾で拭いて終了でしたからね。

(天日干しくらいはしたかも)

 

おう吐物処理。この世界も話を聞いてみると、面白い。

既存技術の矛盾があり、

大学の先生は認めて絶賛してくれるも、なかなか広まらない。

その経験談。たっぷり伺っちゃいました。

 

しかも、この企業。

元々は、食品業だったとのこと。

イノベーションですね。

他にも「清潔ラボ」のアミノ酸技術を使い、空気清浄器も作っているようです。

 

 

以上、建築建材展に行って、

面白かった企業を載せました。

 

あえて、大手企業はバッサリカットしました。