学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

ヨーロッパのイノベーション大国に学ぶクリエイティブを生む教育と環境づくり

ヨーロッパのイノベーション大国であるデンマーク・スイスが取り組んでいる
クリエイティブを生む環境づくり事例が、
これからの大学・地域(市?県?)に求められている!って感じたので、
記事をまとめてみました。

デンマーク流に学ぶ、創造性を育む「戦略的参加型デザイン」
http://bizzine.jp/article/detail/660?p=3

デンマークに負けてるぞ!日本。
「1人あたりのGDPは、デンマークが58,930ドル、日本は38,492ドル」という現実。
おいおい。ほぼ倍じゃないか。

なにが違う?以下の6項目がデンマークが取り組んだこと。

社会運動をきっかけに生まれた「平等主義」「オープンディスカッション」「主体的な参加」
教育で育んだ「内的モチベーション」「コラボレーション」「ダイアログ」という価値体系

 


このうち、
大学で活かせると思ったのが(一番いいなって思ったのが)

教師主導のスタイルから、テーマに沿って自分が知りたいことを調べ、1人でできないことがあればグループで協力し、話し合いを中心に進めていくスタイル

 


僕は、常々、今後の大学に求められるのは「場・出会い」という価値
いかに凄い授業を受けるか?凄い先生の話を聞くか?には価値がなくなり、
主体的に学ぶ強制的環境・一緒に学び生み出す仲間に
価値が求められるようになる。
と考えています。


このデンマークの事例から、
クリエイティブを生む「教育面」
について学びを得ました。
これは、大学だけでなく、企業の人材教育にも当てはまると考えます。


次に、注目したのが

スイスが最もイノベーティブな国であり続ける、5つの理由
http://bizzine.jp/article/detail/661?p=3

という記事です。

なんと、スイスは、2011から2014年までの4年連続で
「世界で最もイノベーティブな国」とWIPOが評価している国なんです。

うーん。さすが、フェデラーのテニスのクオリティは、ここから生まれてるんだ。(って、関係ないか)

スイスがイノベーティブな5つの理由を引用します。

1:イノベーションの“原材料”を生み出す、R&D
 ひとつ目の理由は、R&Dにお金をかけていること。
2:規制はゼロ、発想はボトムアップ
3:手と頭を鍛える「デュアル・エデュケーション」
4:企業にやさしすぎる環境
5:世界の知を呼ぶ、オープンネス

 


私がこの中から「活用できるな」と着目したのが
1.R&Dにお金をかけていること
2:規制はゼロ、発想はボトムアップ
です。

1.R&Dにお金をかけていること

これは、企業ではなく「個人」に一番活用できると思っています。


そう。

自分に投資する人が、価値ある人間になれるんだ。ということです。
別記事でも触れましたが
別に、全財産自己投資にぶち込む必要はなくて、
1割でいいから、自己投資し続けることが重要。
と考えています。
(投資とは、お金のことだけではなく、時間なども含まれます)

今までは、会社から言われたことだけやっていればよかったサラリーマンも、
これからは、自分が考え出して(=クリエイティブ)、
自分の強みを会社に提供していくサラリーマンでなければ、全員リストラ予備軍になる。
そういう時代です。
いい。悪い。は別として、そういう時代だという認識を持っておくべきだということの証明を
この記事がしてくれていると思っています。

 

 

2:規制はゼロ、発想はボトムアップ

これは、役所は、余計なことをしないでほしい。ということです。

それと同時に、企業も個人も、役所に期待してはいけない。ということです。

よく
「政治がダメだから。。。」という街角インタビューを聞きますが、
これ。言っている時点でアウトだと思います。
これからは、企業や個人が、役所を活かしていかなければならないと考えています。

僕らは、これから、こうしていきたいから、
政治でなければできないことは、政治が手伝ってよ
役所でなければできないことは、役所。力貸してよ。
という展開にしていく必要があると考えています。

このスイスの記事から、
クリエイティブを生む「環境面」
について学びを得ました。
これは、役所だけでなく、個人一人一人や、企業にも当てはまると考えます。



以上、2つの記事から、
クリエイティブを生む教育と環境づくり
について考えてみましたが、

まず、第一歩として
クリエイティブを生むには
一人一人が「自立」することが不可欠だと思います。


だから、私は、就活支援などを通じて、
学生に対し「自立した大人=元気な大人」になろう!
と伝えているのです。

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