学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

子供を持つことの素晴らしさを感じた朝礼台

今日は、運動会でした。長男が6年生で最後の小学校の運動会でした。
運動会で、子供が開会式の終わりの言葉を任され、
朝礼台に立ち、ハプニングが起きます!!
そのハプニングを通じ、子供を持つことの素晴らしさを感じ、
伝えたく、文章を書きます。

 

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「それでは、終わりの言葉を、吉岡君。お願いします」
『はい!』

 

朝礼台に立つ息子。

 

『えへん。。。』
マイクの位置をなおす。

 

『えへん。。。』
・・・。。。

 

声が出ませんっ!!
ちょっと静まりだす。
親の目からも、緊張しているんだろうなってことが見て取れました。

 

『えへん。。。』
さすがに、大丈夫かな。。。って思いましたが、、

 

『これから競技が始まります~中略~
みなさん、がんばりましょう』

 

なんとか、役を終えました。.

 

傍から見たら、なんてことない
開会式終わりの言葉。
でも、さっきお風呂で話したことから、
すんごいストーリーと学びがあったんです。

 

~お風呂会話スタート~

 

『ねぇ。パパ。今日の運動会。一番凄かったのは?』

 

「そうだね。いろいろあるけど、組体操かな。
だって凛々しい佇まいと締まった演技に、大ちゃんの成長を感じたから
あっ。でも、それより、大ちゃんの開会式での言葉かな。
すんごい緊張したでしょ。でも、大きな声でよかったと思うよ。」

 

『そうだよね。僕は、終わりの言葉
 実は、朝礼台に立った瞬間。話す言葉が完全に消えちゃったんだ』
 どうしよう。どうしよう。って思って。。。
 なんとか、話せたけど、あのとき何って言ったのか、覚えてないんだ』

 

『ねぇ。パパ。どうしたら緊張せずにできるの?』

 

「そうだな。話す言葉を完全に暗記するんじゃなく、
話すポイント3つだけ覚えておくことと、
初めに口に出す言葉を覚えておくこと。
これで、詰まらず話せるよ」

 

『そうか。
 でね。ちょっと僕が話し始められずにいたじゃない。
 すると、みんなの視線が集まるのを感じて、余計緊張したよ』

 

「えっ。それ、いいこと経験したね!
 実は、間を空けると、相手が自分の話すことに気持ちを向けてくれるんだ。
 今日は、実際に視線を感じる経験で感じ取れたから、よかったんだよ。
 もし、これを意識して、できるようになったら、
 スティーブ・ジョブズみたいに話せちゃうぞ(笑)」

 

『えっ。スティーブ・ジョブズ?(笑)。
 でも確かに、みんな聞く感じになったもんね』

 

「いい勉強をしたね。
それも、大ちゃんが自らやろうって手を挙げたから
得られたんだよ。
ご褒美に、ちょっと難しいけど、なぜ緊張したのか、
教えてあげるよ。
【うまく話そう】って思うと、余計緊張しちゃうんだ。
これ、スポットライトが自分にバーンって当たっている状態だね。
そりゃ緊張するよ。

 

そのスポットライトを聞いているみんなに当ててごらん。
自分は暗い状態だから緊張しないでしょ。

 

つまり、
上手く話そうとせず、聞いてくれている、みんなに意識を向けるんだよ。
そうすると、緊張しなくなるよ。」

 

『わかった。今度、やってみる!』

 

「そうだよ。失敗していいんだ。
 チャレンジするとね。学びと成長という
 最大のご褒美をもらえるんだよ。
 これからもがんばってね」

 

~お風呂会話終わり~

 

どうですか?

 

・間を空けると、相手が聞く姿勢を取ってくれる
・話の出だしに詰まらない方法
・相手スポットライト
・うまくやる必要はない、挑戦し実行することが大切

 

これらのノウハウは
就活支援で伝えていることですが、
「今日は、伝えてもいいかな」
って思ったので、話しました。

 

ついこの間まで
何も考えずに
ただただ行動だけしていたのにね。

 

子供が成長したなって
実感した瞬間です。


そう。
私が、こんな長い実話を書いて
ここまで読んでいただけた方に伝えたいのは
「子供を持つことの素晴らしさ」
です。


確かに、面倒なこともあるし、
時間も取られるし、
お金だってかかる。


でもね。
こうした子供の成長を感じる。
という経験。
これは、プライスレスなことだと思うんです。


1人でもいいので
「おっ。子供を持つっていいな。」
と思っていただけたら、嬉しいです。


PS:大ちゃん。
   立候補してプレゼンして勝ち取った実行委員。
   ド緊張しながらも、テンパりながらも、声を出せたこと。
   凄いなって思う。
   パパとは比にならないくらい。
   すんごい嬉しい一日だったよ。
   親子競技。4位で悔しかったけど、
   一生懸命できたから、楽しかったよ。
   ありがとう。