学生コラボSR主義日記

サラリーマンである自身の生き方に革命を起こすべく学生とコラボを続ける活動日記

ねこ駅長

昨日のカンブリア宮殿では、ねこ駅長で話題になった
交通機関の救済を事業のひとつにしている小嶋光信氏を放送していました。

小嶋光信氏の心の礎とされているのが、
岡山藩郡代 津田永忠

農民に「夢」を与える
藩政は農民の「苦しみをなくすこと」
ということを主題として行動されていた。
実際には、農地の干がい事業をするために自ら大阪までいって商人からお金を借りて実行したとのことで、このことを主に感銘を受けられたようです。

ここで、
農民を社員に変えて、開発課という立場にしたらどうだろう
開発課は、社員に「夢」を与える 開発課は、社員の「苦しみをなくすこと」
こんな理念もいいかもしれない。

話はもどり小嶋光信氏は、
今、車社会の発達の影で生じている交通難民
または交通機関の衰退に対し、斬新な改革をして、いくつもの企業を復活させています。
ねこ駅長とか、社内におもちゃや図書館を設置するといった見える部分がクローズアップされていますが、
実際には、あたりまえのことを着実にされているようでした。

運転手が営業する。
ニーズを聞く
「歩けばわかる」
これです。
「歩けばわかる」「人の話を聞けばわかる」
これが大切なことだと思いました。
われわれ技術屋も「歩けばわかる」「人の話を聞けばわかる」を実行しなければなりません。

また、交通機関の救済についても、全てをできるわけではなく、どうやってその実行可否を決めているかというと、住民が本当に必要としているかを判断基準にされているとのことです。

そして、
バスの運転手の意識改革は業務チェックと指導により行われたとのことですが、さらりと流れてました。
ここが私が一番知りたいところなんですけどねー
バスの運転手の「乗せる」から「乗って頂く」というハートの変化をいかにしたのか!!
自社の工場や技術屋にも適用してみたいです。
私は、今のところ、いかに気づきを与えるか?だと思っているのですが、具体策が浮かびません。
どうやったら、工場や技術屋が「作ってやっている」「設計してやっている」から「作らせていただいている」「設計させていただいている」になるのだろう???

最後に、小嶋光信氏は、信託経営(実務の責任は執行役員に任せる)をされているようで
任せる→人を信じる→性善説につながるそうです。

で、性善説ってなんだろう。今度読んでみよう
どうやら孟子の教えみたいだけど。

そして一番最後に小嶋光信氏が残していた言葉
「楽しくやること!」
わたしもこれが大切だと思う。